顔の部分の京王のロゴ位置が他編成と異なっていたり、PQモニタリング台車を履いている号車があったり…、と9000系列の中でも異色の存在となっていた9730F。
しかし、つい最近の全般検査の際に、もっとも目立つ特徴でもあった前面のロゴ位置が、他編成と同様のものに変えられてしまったのです。
今回はそんな9730Fのロゴ位置変更前の写真を振り返って行きます。
トップの画像、9730Fの写真の中で最もよく撮れていると感じられます。また、ロゴ位置変更前最後の写真でもありました。
何度目かの登場となる稲田堤。この編成もばっちり記録していました。日頃の記録の重要さを感じさせられます。
順光の特急・準特急はありませんでした…。9030系も平日61Kや休日95Kのようなほぼ終日優等種別に入る固定運用も増えて来ているのですが、こちらはもっと記録しておくべきでしたね。
一時期マイブームだった下高井戸明大前間の撮影地。朝ラッシュ運用を順光で回収できます。各停本八幡の写真がありました。
こちらは京王よみうりランド。快速の青幕が映えます。
こちらは地下鉄線内、曙橋。今ではホームドアが設置され撮影に向かない駅となりましたが、撮り納めの日に偶然撮影していました。
さて、ロゴ位置変更の理由については様々な憶測が飛び交っていますが、
・広報用として1編成別位置にしたが、5000系の登場により広報用の車両の役割を譲ったため
というのが一つです。確かにスタンプラリーのパンフレットや車内広告などにも度々登場していた編成でした。
最も有力視されているのが
・教習所に9730という車番のシミュレーターがあったため、一応の重複を防ぐためにロゴ位置を実車の方で変更していたのが、5000系のシミュレーターに置き換えられたため
というものでしょうか。
9730Fというと9000系30番台編成のトップナンバーのようにも聞こえますが、実はラストナンバーであり、9030系製造初期にシミュレーターを設置したため、このような措置が取られていたとも推測できます。
真偽は確かではありません。果たしてどうしてロゴ位置が変わってしまったのでしょう…?
正直つまらなくなりました。
それではまた次回…。